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こんにちは。ハーブティー起業コーディネーターのtakacoです。
ハーブティーを仕事にしたいという方から、いちばん多くいただく質問がこれです。
「ハーブティーを売るのに、許可っているんですか?」
ネットで調べると「許可がいる」「いらない」「ブレンドすると変わる」など、いろいろな答えが出てきて、かえって不安になってしまいますよね。
今日は、ハーブティーの仕事を20年以上続けてきた私が、いちばん確実な確かめ方と、その前に整理しておきたい3つのことをお伝えします。
いちばん確実な答えは「地域の保健所に聞く」
えっ、それだけ?と思われるかもしれません。でも、これがいちばん確実な方法です。理由は2つあります。
理由1:ネットの情報は古いものや、地域の違いがまざっている
食品の営業のルールは、2021年6月に始まった新しい制度(営業許可と営業届出の見直し)で大きく変わりました。それより前の記事も、今も検索にたくさん残っています。
また、細かい扱いは地域の保健所によって確認のしかたが違うこともあります。何かあったときに指導をするのは、あなたの地域の保健所です。だからこそ、最初からその保健所に聞くのが近道なんです。
理由2:ルールはこれからも変わる
私がハーブティーの仕事を始めた2000年代の中ごろは、乾燥ハーブを販売するのに、特別な手続きはいらないと保健所で確認していました。それが今は「届出」が必要な形に変わっています。
あなたが始めるときのいちばん新しいルールを、直接確かめておきましょう。
保健所に聞く前に整理しておきたい3つのこと
保健所に電話をすると、だいたい次のようなことを聞かれます。先に整理しておくと、話がとてもスムーズです。
1.どんな売り方をするか
ひとことで「ハーブティーの販売」といっても、いろいろな形があります。
- 袋に入って密封された商品を仕入れて、そのまま売る
- ティーバッグを仕入れて、自分で袋に詰めて売る
- 乾燥ハーブを仕入れて、自分でブレンドして売る
- 自分で育てたハーブを乾燥させて売る
どれにあたるかで、必要な手続きが変わります。私が確認した範囲では、上の3つは「許可」ではなく「届出」で始められる地域が多いようです。ただし、最終的な判断は必ず保健所でしてもらってくださいね。
2.どこで作業をするか
袋詰めやブレンドを自宅のキッチンでするのか、別の作業場所を用意するのか。作業する場所の条件についても、保健所に確認しておきましょう。
また、届出や許可には「食品衛生責任者」を置くことが求められることが多いです。食品衛生責任者は、各都道府県の食品衛生協会などが開いている講習を受けると取得できます。最近はオンラインで受けられる地域もありますよ。
3.どうやって表示するか
袋に貼るラベルには、名称、原材料名、内容量、賞味期限、保存方法、作った人(加工した人)の名前と住所など、決められた表示が必要です。
そして、ラベルや商品説明には「〇〇に効く」「〇〇が治る」といった、効果や効能をうたう言葉は使えません。ここは、つまずく方がとても多いところです。
許可のことで止まってしまわないために
許可や届出のことは、知らないと不安で、なかなか一歩が出ません。でも、整理して保健所に聞いてしまえば、たいていは1回の電話でスッキリします。
実は、ハーブティー起業でもっと大切なのは、その先にある「誰に届けるか」「どんな商品にするか」「いくらで売るか」「どこで売るか」を決めることです。手続きは、販売の準備のひとつ。ここで何か月も止まってしまうのは、とてももったいないんです。
よくある質問
Q.保健所に電話するのは、なんだか緊張します。何と言えばいいですか?
A.「乾燥ハーブを使ったハーブティーの販売を考えています。必要な手続きを教えてください」と伝えれば大丈夫です。そのうえで、売り方(仕入れてそのまま売る/ブレンドする/袋に詰める)と、作業する場所を伝えると、必要なことを教えてもらえます。保健所の方は、はじめての相談にもていねいに答えてくださいますよ。聞いた内容は、日付と担当の方のお名前と一緒にメモしておくと安心です。
Q.まだ売るかどうか決めていなくても、相談していいですか?
A.もちろんです。むしろ、商品や作業場所を決める前に相談しておくほうがおすすめです。あとから「この場所では作業できない」とわかると、準備をやり直すことになってしまいます。
Q.ハーブティー以外に、ハーブのお菓子も一緒に売りたいです。
A.お菓子は、ハーブティーとは別の手続き(営業許可)が必要になることが多いです。作る場所の設備の条件もあるので、一緒に売りたいものがあるときは、まとめて保健所に相談しましょう。最初はハーブティーだけで始めて、あとから広げていく方法もありますよ。
まとめ
- ハーブティーの販売に許可がいるかどうかは、地域の保健所に聞くのがいちばん確実
- 聞く前に「売り方」「作業する場所」「表示」の3つを整理しておく
- 手続きは準備のひとつ。その先の「誰に・何を・いくらで・どこで」を決めることが大切
全体の流れを一度見渡しておくと、「今は何をすればいいか」がわかって、ぐっと動きやすくなりますよ。
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この記事を書いた人:ハーブティー起業コーディネーター takaco(白石貴子)
SOLEIEL Ralum 代表。ハーブティーの仕事に携わって20年以上。薬剤師の母と一緒に生み出したオリジナルブレンドは3,000種以上。店舗、薬膳カフェ、サロン、卸、OEM(50件以上)まで経験し、いまは「ハーブティーを仕事にしたい」女性の起業をお手伝いしています。3児の母。

